最近人気がある訪問着の特徴とは

訪問着

小紋よりも格上で、色留袖の次に格のある着物が訪問着です。絵羽模様といい肩から胸や袖、裾にも広がるように一続きに入った模様がとても素敵です。結婚披露宴や改まった場所への訪問の際には優雅に着こなしたいものです。最近の人気の特徴は、主張しすぎない淡いパステル調のものが良く選ばれています。若い方から年配まで、淡い色をベースに流れるように小花がちりばめられた模様のものが人気です。子供の行事などに母親として出席する場合などにも、あまり目立ちすぎずに控えめで、上品なものが良く選ばれます。訪問着はフォーマルからカジュアルまで幅広く活用できる着物です。袷(あわせ)という通年着用できるものから、絽(ろ)と呼ばれる夏用に通気性の良い生地で作られたものなどがあります。

近年はレンタルが主流になりつつある

最近では、着物もレンタルの時代になって来ています。洋服を着替えるように着物も色々なものを着て尚且つ、日頃のお手入れもしなくて済む事が人気の秘密です。襦袢から足袋までがフルセットになっているものが多いので気軽にレンタルが楽しめます。また着用後のクリーニングも不要な業者が増えています。自宅で訪問着などの着物をお手入れする際には、着物の使用後は一晩着物用のハンガーで干して湿気を取ります。半襟は外して中性洗剤で洗い、アイロンをかけます。帯や草履、鞄などの小物も埃などをブラシで払い、湿気がこもらないように専用の箱などに入れて大切にしまいます。出来れば着物は、通気性の高い桐のタンスにしまうのが望ましいとされています。防虫剤はなるべく無臭のもので、化学反応を防ぐため1種類のみで使用しましょう。

染めの一番有名なのは友禅である

京都で生まれた友禅を京友禅といい、人気の高い染め方です。着物には染めと織り染めがあり、織り染めは格式が低いのでフォーマルには合いませんが気軽な食事会やコンサートなどに着用される事もあります。また、その場合には小紋でも出掛ける事が可能です。洋服で言えば気軽な普段着にあたるものです。レンタルも人気ですが、年齢なども関係なく着用回数の多い訪問着をひとつは揃えておいても損はないものになります。年代が変わっても着用できるように落ち着いた風合いのものを選んでおけば、長く着用できるので、より愛着も湧く事でしょう。洋服よりも流行に左右されにくいのも着物の良い点でもあります。着物を着ると自然とふるまいも上品になります。いつもと違う自分が発見できるかもしれません。